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愛農story

地元の方が購入するダイコンは、地元栽培の物を手に取ってもらいたい。

2026.02.16

 岐阜市で農業を営む北川清凡(きたがわきよかず)さんは、「就農して10年目。まだまだ新人です」。この気持ちを大切に高品質な農産物栽培、振興会の継承と地域活性化に取り組んでいます。

就農のきっかけ

 私の家は父親を中心にダイコン、エダマメ、祝だいこんを栽培する専業農家です。私自身は就農して約10年になりますが、就農するまでは農業にはほとんど関わることがない生活でした。高校卒業後は就職し会社員として勤めていました。就農するきっかけとなったのは、農業を営んでいた父が平成25年に体調を崩し、農業を少しづつ手伝うようになったことが始まりです。長年、父が守り続けてきたダイコン栽培をここで止めてはいけないという強い思いが私を動かしました。夜勤が終わり自宅で一寝入りした後、日中に農作業を行うというハードな生活を必死にやっていたことを今でも思い出します。父の農業を手伝っているうちに必死さや大変さとは別に、面白さや楽しさを感じるようになり、約10年勤めた会社に区切りをつけ、平成27年に新たに農業で挑戦していこうと就農を決意をしました。伝統の野菜栽培への就農に不安やプレッシャーはありましたが父親をはじめ家族や先輩農家さんの支えでここまで続けてくることができ感謝しかありません。

こだわり・やりがい

 こだわりは、「まっすぐで傷、虫の被害も少ないだいこんに仕上げることを常に意識しています。」そんなに品質に大きな差が出ることは少ないと思いますが選別は厳しく見ていくことを重視しています。少しの曲がりや傷、病気など「これくらいいいだろう」という人もいるが、そこは妥協せずにこだわりを持って栽培しています。

 栽培をやればやるほどダイコンの難しさを感じる事が多く、最近ではその難しさがわかるようになってきて、自分なりに考えながら家族や先輩方の指導をいただき栽培することにやりがいを感じています。就農して約10年が経過しましたが、まだまだ新人のつもりで毎日が勉強です。

嬉しさ・大変さ

 栽培作業は同じことを繰り返しているが、毎年ちがう気候を見ながらその年にあった栽培をしていかないといけないためこれをやれば正解というのがないです。猛暑の影響で種まきのタイミングがズレたり、成長が早くなりすぎるなどその時季がこないと今年の出来や状況についても全くわからないですし市場が求める規格サイズに対応していく大変さも出てきています。

 大変なことは多いですが良いものが栽培できた時は嬉しいですし消費者の方から自分の作ったダイコンがおいしかったと言ってもらえた時には、大変さを忘れまたいいものを作るぞという気持ちになれます。

今後の展望

 ダイコン以外の農産物も栽培していますので、現状を維持しながら家族4人で力を合わせて高品質な農産物栽培に取り組んでいきます。所属している部会も高齢化が進んでおり、この部会を無くすことがないよう部会員同士が協力し守っていくことも大切だと感じています。

 また、地元消費者の方が購入するダイコンは地元で栽培した物を手に取ってもらえるような野菜作りを目指していきたいです。そのために、地域のイベント行事や学校関係とも連携し農産物のPR活動にも繋げていきたいです。

北川 清凡さん(きたがわ きよかず)

生産者メモ

・則武鷺山だいこん部会所属
・JAぎふえだまめ部会所属
・えだまめ若手部所属
春だいこん6反、秋冬だいこん2反、祝だいこん4反、えだまめ1町2反

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