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秋の味覚ミニ柿「ベビーパーシモン」初出荷 小さい秋、食味・甘味良好

2022.09.07

 県内屈指の柿産地として知られる本巣市のマル糸柿振興会に所属する株式会社泰秀は9月5日、同市にある圃場(ほじょう)10㌃で一口サイズの可愛らしいミニ柿「ベビーパーシモン」の初出荷が始まりました。9月中旬から下旬頃まで出荷ピークが続く予定です。

 2022年度は、異常気象などの大きな被害もなく、質・食味・甘味において高品質な柿に仕上がっています。樹も2021年度より大きく成長し、1本の樹に2,000個の果実が付くものもあります。収穫量は1㌧をめざしています。

 ベビーパーシモンは、果実の大きさが500円玉程度の一般的な柿の8分の1の大きさで、渋柿の脱渋する技術が難しいため、県内でも17戸の農家でしか栽培されておらず、全国でもあまり流通していない珍しい柿です。種もなく皮をむかなくてもそのまま食べることができ、糖度も高いものだと20度ぐらいあります。季節を演出する食材として全国の料亭や和菓子店での需要が高まっています。

 「ベビーパーシモン」は、JAぎふの糸貫農産物販売所などで販売されています。

写真=「ベビーパーシモン」をパック詰めする加藤代表

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