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地元食材を使ったメニュー登場 幻茶葉で町おこし

2022.08.10

 農業と地域の懸け橋を目的にJAぎふが運営する「山県ばすけっと」は8月10日、山県市北山地区の茶山で栽培される香り高く濃厚な味わいが楽しめる幻の茶葉(やぶきた品種)の「北山茶」を練り込んだ「北山茶蕎麦 天ざる」(1,080円)と「北山茶蕎麦 冷やしたぬき」(780円)が、食事処「山県ごはん」から販売されました。

 北山地区の茶栽培は過疎化や高齢化が進んだことにより、2018年の生産を最後に地域伝統の茶栽培が途絶えていました。この地域伝統茶葉を復活させ、産地づくりや新規就農者の増加による若者の移住などをめざすため、20年に地元農家10人とJAぎふ、山県市の地域おこし協力隊らが連携し、「ちゃ茶クラブ」の愛称と茶山6㌶を継承したことで生産を復活させました。

「山県ばすけっと」では、この復活した「北山茶」を使ったオリジナル商品の開発をすることで、地域農業と地域の活性化をめざします。「山県ごはん」で人気の高い蕎麦に「北山茶」を使った新メニューの開発を進めてきました。22年6月から販売された「北山茶」を粉末にし、試行錯誤を繰り返した結果、新茶の香りを閉じ込めた茶蕎麦が22年8月に完成しました。

また、お盆を前に山県市への帰省や旅行に来るお客さんや若い世代をターゲットにした商戦スイーツを開発。JAぎふ管内のパッションフルーツやブルーベリー、イチゴを使った「100年続く美味しさふわふわミルクのフルーツ氷(パッションフルーツ・イチゴ・神崎ブルー)」(各500円)や「山県ばすけっと」の「山県ばすけっと」で人気の桃を使った「もも色もなかのももソフト」(450円)、「ももミックス」(400円)、特製美濃抹茶ソースを使用した「飲むわらび餅 美濃抹茶」(500円)の販売を行います。

写真=新商品8品をPRする岩沙広報担当

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