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「春だいこん」出番みずみずしく甘みたっぷり

2018.05.02

 岐阜市内でハウス栽培の「春だいこん」の出荷が始まりました。ハウスものは3月末まで、続いて露地ものに切り替わり、5月末から6月にかけて収穫が続きます。

 市内では岐阜市園芸振興会だいこん部会の会員47戸が、同市則武・鷺山・島・合渡地区の約13.6ヘクタールの圃場で、「優等生」「つや風」など春だいこんの品種を生産しており、うち半数ほどがハウス栽培に取り組んでいます。同地区は、長良川流域のきめ細かい砂壌土でダイコン栽培に適しており、その品質の高さからブランドとして市場からも高く評価されています。

 「春だいこん」は、肌が白くて見た目が美しく、甘みがあってみずみずしいのが特徴。今シーズンは播種時期から年内にかけて外気温が低かったため、例年より1週間から10日ほど生育が遅れていますが、ハウスものと露地ものをあわせ、例年並みの約867㌧の出荷を見込んでいます。

 3月13日には、同部会の髙橋正男部会長のハウスで、奥さんと2人で収穫作業が行われ、1本ずつ丁寧に引き抜かれたダイコンがトラックの荷台に積み込まれました。収穫後は自宅の作業場で洗浄・選別し、翌日に市場へ出荷されます。

 食べ方は、すりおろしてそのままジュースとして飲むか、スティック状にして塩かマヨネーズをつけて食べるのがおすすめです。

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