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血液不足の手助けを 改良組合とJA支店が協力

2021.12.30

 各国で新たな変異株であるオミクロン株の流行があり、再び献血が中止になることが懸念されるなか、岐阜県各務原市の鵜沼地域農事改良組合とJAぎふ各務原第二グループ(鵜沼・みどり坂・鵜沼西支店)は12月16日、岐阜県赤十字血液センターと連携し、鵜沼支店で「鵜沼地区集団献血」を行いました。

 岐阜県赤十字血液センターによると新型コロナウイルス感染拡大の「第5波」を受け、各地で団体献血が相次ぎ中止となったことで全国的に血液不足が深刻となっています。献血から作られる血液製剤の県内での用途は、白血病の治療が40%と最も多く、心臓や急性動脈剥離の手術が12%などと人命を左右する重要な場面での医療を支えます。しかしながら、血液は現在の科学をもってしても造り出すことができないのが現状です。

 そこで、鵜沼地域農事改良組合とJAぎふ各務原第二グループが社会貢献活動の一環として、鵜沼地区の組合員や地域住民らに集団献血のチラシを配り、集団献血に必要になる60人を確保したことで今回の献血が実現しました。

 この日は岐阜県赤十字血液センターの献血バスのなかで、400ml限定の献血が午前・午後の部に分かれ、66人(26400ml)の血液が採種されました。

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