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お正月の縁起物食材「祝だいこん」出荷スタート

2021.12.30

 正月向けの縁起の良い食材として関西地方の雑煮には欠かせない「祝だいこん」の収穫が12月16日、岐阜市内で始まりました。出荷は12月27日まで続きました。

 2021年度は岐阜市と羽島市のJAぎふ大根部会の30戸が約540㌃で作付・栽培する。JAぎふ大根部会では約30年続く伝統ある野菜を守っていくため、JAぎふと協議をするなど面積の拡大に努めています。営農経済センター職員が部会員に出向き、市場からの需要があることを伝えたことで、2020年より約90㌃栽培面積を拡大し、約70万本の出荷が行われました。

「祝だいこん」は長さ18~20センチ程度で直径3センチと小ぶり。主に関西地方で「角が立たないように」と、輪切りにした祝だいこんを丸餅や金時人参などの丸い具と一緒に入れて雑煮を作り、新年の縁起を担ぐ食文化が古くからあります。

出荷期間は10日間程しかなく、そこに合わせた栽培となり、十分な計画と管理が必要です。今年度は、台風の影響もなく天候に恵まれたことで例年より大きく生育しているが、品質も上々に仕上がっています。

この日は、収穫された3,500本のダイコンを洗浄機で土を洗い落とし、大きな水槽で手作業によりひげ根を取り除き、選別、水切りの工程を行いました。翌日には、箱詰めされ出荷されます。

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