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優良な種子を次年度へ 採種組合稲刈りピーク

2021.11.12

 JAぎふ管内で唯一の水稲種子を採取する「羽島市水稲種子採種組合」は10月28日、羽島市にある県指定の水稲種子水田で、同市特産米「ハツシモ岐阜SL」の刈り取りが最盛期を迎えました。2022年度の播種用で主にJAぎふ管内を中心に「ハツシモ岐阜SL」を生産される地区に供給されます。病害虫や自然災害の被害もなく、品質は良好で11月上旬まで刈り取りが行われました。

 「羽島市水稲種子採種組合」は羽島市内の米農家で組織され、県の委託を受け約45年にわたりおいしい米の原種を後世に残すため、種子生産を手がけています。2021年は米農家15戸が約8.2ヘクタールを栽培し、収穫量56㌧のうち、合格種子(発芽率90%以上のもの)30㌧をめざします。

 

写真=専用コンバインで稲刈りをする同組合のメンバー

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