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農家とスタッフのアイデアを企画に 市特産栗を使った農家めし販売

2021.10.08

 JAぎふのにぎわい拠点施設「山県ばすけっと」は10月8日~10日の3日間、山県市特産の「利平」栗などを大桑地区で栽培する宇野さんと木田さんが店頭に立ち、農家と消費者の交流イベントを開催。代々受け継がれる農家めし「渋皮煮」15~30食と「栗の山菜おこわ」80~100食の販売を行い、山県市特産栗のおいしさ・魅力をPRする第一弾のとなる一歩を踏み出しました。

「山県ばすけっと」のスタッフは農家との話し合いの場を設け、山県市の農業や魅力を伝えるために、定期的に農家との交流を図っています。「山県ばすけっと」スタッフの平均年齢は約30歳。この若いスタッフの発想力やアイデアを、山県市の農産物の特徴を熟知している農家ならではの知恵や伝統を共有し、行動に移すことで、「人とひとを山県のおいしさでつなげたい~地域の魅力を農家とともに~」をテーマに農業振興と地域振興の架け橋となる施設の実現をめざしています。

「山県ばすけっと」は開店して約3ヶ月を迎える。消費者からいただくアンケートには、「レジ待ちが長い」「すぐ売り切れる」などの問題点も出てきています。この問題点を一歩一歩改善という階段を登ることで地域住民から愛され、隣接市町、県外から来店される施設づくりに取り組みます。

 販売される「渋皮煮」は、大玉の「利平」・「筑波」栗を手間暇かけて料理し、渋皮の風味に包まれた、甘さの中にしっかりとした栗本来の味が堪能できる高級商品。「栗おこわ」は大粒の「利平」「筑波」栗をたっぷり混ぜ込んで、ふっくら炊き上げ、栗のほっくり感と甘みを味わうことができる商品となっています。

 この日は、宇野さんと木田さんが愛情込めて前日と早朝から料理した「渋皮煮」と「栗おこわ」が入り口前の陳列台に並び、消費者との交流を楽しみました。

写真=栗の山菜おこわと渋皮煮を手にPRする宇野さんと木田さん(右)

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