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長良川沿いにブドウの香流れ 「長良ぶどう」直売所賑わう

2021.07.30

 岐阜市長良地域の長良ぶどう部会による「デラウエア」の収穫・出荷が7月29日、ピークを迎えブドウ直売所が並ぶ長良川沿いの県道94号線は多くの消費者で賑わっています。今シーズンは、暖冬の影響により樹の成長が早かったため、例年より1週間ほど早い出荷となったが、果実の粒は大きく糖度も約21度あり、品質は良好。出荷は8月上旬まで続く予定です。
 長良地域は、県内屈指のブドウ産地として知られ約100年の歴史を持っています。現在は35戸の会員が、約8㌶でブドウ栽培を営み「デラウエア」や「シャインマスカット」「ロザリオビアンコ」などを作付けしています。
 長良ぶどう部会は農薬や化学肥料を慣行より削減する「ぎふクリーン農業」を取得し、消費者に安全・安心なブドウを提供するため徹底した栽培に取り組んでいます。
 長良ぶどう部会が栽培するブドウは、個人が所有する直売所やJAぎふの産直施設「おんさい広場」などで販売されるのがメインとなります。長良川沿いの県道では約20の直売所が軒を並べるほか、ブドウ狩り農園があるなど夏の風物詩や人気の観光スポットとして定着しています。
 この日は、地元住民や県外ナンバーの車が並ぶなどおいしいブドウを求め、多くの購入者が訪れました。

写真=デラウエアを購入する消費者と酒井部会長(右)

 

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