東海３県初となる公立の不登校特例校の岐阜市立草潤中学校は７月１５日、夏野菜の栽培などについて指導してくれたＪＡぎふの職員を招き、生徒が丹精込めて育ててきた夏野菜を使った料理を振舞いました。

　岐阜市立草潤中学校の生徒は野菜栽培について詳しく指導してくれたＪＡ職員に感謝を伝えたいと、生徒らが自らレシピを考案。収穫したおいしい野菜を使った料理と今後の栽培方法などについてＪＡ職員と交流の場を設けたいと今回の「おもてなし」が実現しました。

　岐阜市立草潤中学校には小さな畑があり、教員が生徒に「野菜を育ててみたいか」と呼びかけたところ、生徒から「やってみたい」という声が上がったことがきっかけとなり、幼稚園から中学校までの子どもたちに「食」と「農」について学んでもらう「食農教育」を行っているＪＡぎふに声がかかり、２０２１年５月に夏野菜の栽培指導を行いました。

　この日は、生徒が収穫したエダマメやオクラ、チーズがたっぷりのった生徒オススメのピザとエダマメとチーズを具としたギョウザ、キュウリの和え物の３品が振舞われ、生徒とＪＡぎふ職員４人が交流を楽しみました。

写真＝おいしい料理を食べるＪＡ職員２人をおもてなしする生徒（右）