岐阜市内でハウス栽培の「春だいこん」出荷が2月22日から始まりました。ハウスものは3月末まで続き、徐々に路地ものに切り替わっていき、5月下旬まで出荷が続きます。
岐阜市園芸振興会だいこん部会の会員34戸が、同市則武・鷺山・島・合渡地区の約11㌶の圃場(ほじょう)で、品種「優等生」「つや風」「などの「春だいこん」を生産。出荷期間を長くするため、会員の半数ほどがハウス栽培に取り組んでいます。長良川流域のきめ細かい砂土壌はダイコン栽培に適しており、ビニールハウスを活用される「春だいこん」は、肌が白くて見た目も美しいうえ、甘みがあってみずみずしいと市場からも高い評価を受けています。
今シーズンは寒冬のため、甘みが強く高品質に仕上がっており、ハウスものと路地ものを合わせ、約810㌧の出荷を見込んでいます。
この日は岐阜市園芸振興会だいこん部会の高橋秀雄部会長のハウスで、奥さんと息子で収穫作業が行われ、約1500本が収穫されました。収穫後は自宅の作業場で洗浄・選別し、翌日に出荷されます。2月24日以降には、県内の量販店に並ぶ予定です。
食べ方は、サラダやスティック状にしてマヨネーズや塩を付けて食べるほか、ダイコンおろしで食べるのがおすすめです。