JAぎふ

花1
花2

TOPICS

伝統守口だいこん漬け込み作業 マスコミ通じてPR

2021.01.19

JAぎふだいこん部会守口生産組合が生産・出荷する飛騨・美濃伝統野菜「守口だいこん」の漬け込み作業が12月7日、則武支店北側にある守口だいこんの倉庫で行われました。2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、観光客が減少するなど『守口漬』の売上に大きな影響を与えています。売れ行きが伸びないなか、漬物製造業者から例年より少ない受注となるなど厳しい状況が続いています。この状況を打破すべく、JAぎふだいこん部会守口生産組合では伝統ある作業風景などをマスコミにPRすることで、消費拡大をうながし伝統をつなぐ活動を行っています。

敷き詰められた「守口だいこん」に塩を振る会員

 7日は、会員4人とJA職員ら6人により、約8㌧の「守口だいこん」が漬け込まれました。長さ1~1.2㍍に揃え、1束12㌔ずつに束ねられたダイコンを、高さ・幅ともに2㍍もの巨大な杉の木で作られたタルに敷き詰め、その上から塩を振ります。この作業を何度も繰り返し、1つのタルに約4㌧を漬け込み、今後、塩分濃度を調整しながら漬けかえていきます。その後、漬物業者により酒粕で何度も漬けかえられ、きれいなべっ甲色の守口漬けの商品として市場に出回るまで約2年かかります。

漬込み作業は週2回行われ、翌月中旬まで続きます。今シーズンは約40㌧の出荷を見込んでいます。

 

ページの上部へ戻る